道徳授業地区公開講座(松枝小学校)

こんにちは。
教育コンサルタントでいじめ研究家の品田奈美です。

 緊急事態宣言が明けて、ようやくリアルでの道徳授業が実現できました。
この2年、リアルでの講演会や授業は殆どできなくなっていますが、少しずつ戻ってきている様子です。また、授業参観の様子も様変わりして、今では、保護者は自宅に居ながらにして、オンラインで授業参観ができるようになってきていますね。


 さて、今回の学校は、実は保護者からの依頼が今年の4月頃にありました。そして、5月にPTA保護者対象の子育て講演の予定でいたのです。とても、熱心なPTAの方々で、事前打ち合わせも何回か行い、方向性をみなさんと一緒に決めての準備を進めていきました。しかし、再三にわたり緊急事態宣言・・・
延期対応ももう限界か、、、中止になるかなという様子でしたが、PTA会長の熱意が学校を動かしたのです。
保護者は聞けなくても、「せめて子ども達に聞かせることはできないか」と、学校と話し合いをすすめ、今回の授業が成立できました。


ソーシャルディスタンスを配慮して6年生限定で、体育館で行いました。当日の様子は、未来の子ども達プロジェクトのブログに詳しく書いてくれていますので、そちらをご覧ください。
 保護者はコロナ感染防止のため、PTA役員さんだけの参観で、後日、全校保護者への配信を行うこととなっています。

校長先生は、いじめ対策に非常に熱心な先生で、私の講演前に、実際のいじめ件数や、先生のいじめ撲滅への熱意をお話くださり、子ども達は一生懸命に先生の話を聞いていました。

 

さて、私の出番がきて、今回の内容は、基本の基本の通常の「いじめが終わる方程式」の授業をさていただきました。
 事前ヒアリングさせて頂いた際に、学校側(教師)が困っていることとして、心無い暴言をぶつけてしまう子どもに対する対応とのことでした。

そこで、相手が傷ついていることがわからないのはどうしてなのか?また、その時どうしたらいいのか?言葉ってなんなのか?言葉に出すとどうなるのか?ということも含めて伝えてみました。

 

生徒たちは、小学生らしい子ども達で、終始楽しい雰囲気でした。私からの投げかけに対して、沢山の子ども達が反応して、手を沢山あげてくれました。とても可愛らしい子ども達でした。

 

新しい発見がある度に、目をまん丸くして、え?そういうことかーーー!!といった素直な感覚で受け取ってくれる姿が沢山見受けられました。



 私たちの自我(エゴ)が発達してくると、目の前をシンプルに捉えることができなくなってしまいます。
 必ず、自分を認知しようとする自我(エゴ)が浮上してくることによって、自分と世界をバラバラに捉え、脳内の思考ワールドにはまり込み、妄想や空想で生きるようになってしまうのです。自分が相手からどう見られているか。どう思われているかという他者の視線を妄想する意味のない勿体ない時間を過ごすことになってしまいます。

しかし、子どものころから、「自分」という仕組みのことをきちんと教えることによって、自分の価値観を下げたり、上げたりすることがなくなり、自分いじめの種を咲かせずに、自分らしく自分の可能性を伸ばしていけるようになるわけです。

 

 本当に、1日も早くに当たり前のことを、当たり前に教えられる時代が来ることを感じてやみません。
ちなみに、前回の「いじめが終わる方程式」の授業を受けた中学生の生徒から、
「こんな授業をもっとやるべきだ!」
「なぜ、このような話を今まで教えてくれなかったんだ」
という声が感想文に寄せられていました。
いじめが終わる方程式を聞いた子ども達からは、よくそのような声が届きます。早くに子ども達のこのリアルな声が、国に届くことを願って、これからも地道に活動して行こうと思います。

当日は、晴天も晴天、熱くて真夏日のようでしたーーー

PTA役員の皆さん、佐藤校長先生、久保田副校長先生と一緒に!



 余談になりますが、現在、私は、大人達の己育て塾を開催しています。本当に、皆さん妄想族です。(笑)
 「相手にどう思われているかの自分」や、「世界の中の小さな自分」という自我の小さな世界で、時間や人間関係に縛られて生きている方々が殆どです。

 

相手が何を感じているかという絶対にわからない世界を、ひたすら考えて勝手に落ち込んだり、怒ったりしているわけですから、周りに振り回せれて大変な人生になってしまいます。このような方々は、必ず、相手や環境(外側)のせいにしてしまいます。

 また、このような方々は、ちょっとしたことで抵抗感が出てきてしまいます。自分のエゴの中で、エゴが大騒ぎしてしまうのです。

 エゴの仕組みが子どもの頃からわかって生きていけると、どれだけ人生が楽になることでしょう。
 
 いじめのない社会の実現のためには、やはり、大人たちも1日も早くにあるがままの自分に出会って生きていけるようになることが大切だと、つくづく感じる今日このごろです。

次回は、11月4日に都内の小学5年生の授業を担当させていただきます。

また、可愛らしい子ども達に出会えることが楽しみです。



 

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