こんにちは。
教育コンサルタントでいじめ研究家の品田奈美です。
久々にPTAミニ講演会を担当させていただきました。
役員さんを中心に校長先生・副校長先生を交えたアットホームな講演会だったので、
ちょっと久々に、緩んでしまったのか?話しすぎたかな?という感じで(笑)
準備したスライドはふっ飛ばして、どんどん話している私がいました。
しかし、これがミニ講演会の魅力ですよね。100人や1000人もいたら、
そうはいきません。準備したスライドどおりに順序よく話さないと大変なことに。
しかし、私は、本当はそれは嫌い!その時、その場の参加者の方々と作り上げていく
リアル講演のよさ。参加者のノリやリズム、また求めているエネルギーによって
計画どおりでなく、その時に委ねて話していく。その中に、びっくりする音が自分から
でてきたりもします。
今回は、少人数の中にご夫婦が二組も入られていたので、夫婦の話もかなりの中心となりました。
特に、今回は、「関連性」の仕組みを沢山話していたように思います。
また、「関係性」を学ぶ「握手ゲーム」では、ここまで盛り上がるの?というほど
大盛り上がりで、大はしゃぎでした。非常に楽しかったです。
また、「子どもにどうしても勉強しなさい」と言ってしまいます。というお話があがりました。
このお悩みって、結構ありますよね。
そこで、私は聞いてみました。
品田
「なんでお子さんに勉強して欲しいの?」
母親Aさん
「だって、さっさと済ませてしまったほうが、楽だしスッキリするじゃないですか。」と・・・
品田
「スッキリするのは、お母さんですよね?お子さんもスッキリするのですか?」
母親Aさん
「あっ・・・知らない・・・・」
品田
「Aさんは、子ども時代勉強は、すすんでしていたんですか」
母親Aさん
「はい。勉強はすぐによくやれるほうでした」
品田
「お母さんは、すぐにやってしまわれるタイプだったんですね。」
ちなみに、私は食後すぐに片付けものをするのが、大嫌いでしばらく食卓に食べ終わった食器を
そのまま置いてゆっくりしています。すると、「夫が早くに片づけろー」っとうるさいんですよね」
と言った途端に、参加されていたご夫婦が、「我が家も全く同じですーーーーー」と、大同感で大笑い。
品田
「ね!これが、組み合わせ」と、組み合わせの面白さをお伝えさせていただきました。
お母さんが、勉強しなさいと言えば言うほど(言わなくてもエネルギーは、ジャジャ漏れなので、言わなくても)
そのエネルギーによって、目の前のお子さんは、勉強をやれなくなってしまうのです。
「じゃ、勉強をしろって思わなければいいのですか?しかし、やらないと困るーーーー!!!」という声が聞こえてきそうです。
いえ、違います。
実は、それはどっちに転んでも同じです。まずは、あなたがなぜ、我が子に勉強してもらいたいと感じるのか、まずはそこからみていってくださいね。このあたりの詳しい解説は、「こどもを救う いじめが終わる方程式」の書籍のP72に詳しく掲載していますので、是非読んで見てくださいね。