教師研修(広島市立工業高校)

こんにちは。
教育コンサルタントの品田奈美です。


今年も広島に行ってまいりました。


1年ぶりの広島でしたが、お天気も良く
素敵な2日間を過ごさせていただきました。



今年は、教師研修・保育士研修・一般講演
の3つの講演をさせていただきました。



これも、長年地道に活動下さっている
広島の未来の子ども達プロジェクトの
石原さんと波田さんの熱い想いがあって
こその実現です。
今年は、さらに山本さんも加わって、
頑張ってくださったとのことです。

広島チームの石原さん・波田さん・山本さん





そして、この教員研修は、なんと2年前に
広島講演会に参加してくださった一人の
教員であり教頭の堂鼻先生から始まりました



「いつか自分の学校の教師達に、この話を
聞いてもらいたい!」という熱い思いが形に
なりました


2年前の広島講演会で、熱心に聞いて下さって
いたことがとても印象的で、依頼があった時
すぐにお顔を思い出すことができたくらいでした



この「いじめが終わる方程式」は、人の想い
で広がる活動なのかもしれません。
感動してくださった方々が、想いで広げて
くださるのです。
本当に感謝でしかありません。

堂鼻教頭先生





今回もその想いの和が広がったのか、
当初は堂鼻先生の勤務されている学校の教師
を対象としていたのですが、近隣の学校の
先生方も沢山参加してくださることとなり、
大きな会場に変更にすることに。




しかし、また真面目〜な空間になるのかなーと、
ちょっと構えて臨んだ教員研修でしたが、
思っていた空間よりも、柔軟性のある雰囲気
に、ちょっと安心した私がありました





私は、教員研修は正直言って好きではありません。
何て言ったって、教員達の空間はお堅いのです・・・
教員研修は何度も体験させていただいておりますが、
思考バリバリの空間は、何とも話しにくいのです。
笑笑


やはり、「教える」専門家は、「学ぶ」専門家
でもあるのかもしれません。
しかし、その「学ぶ」の姿勢が実に他人事に
なってしまうようです。
「子ども達に教えるには」、という学ぶ姿勢が、
自分ごとになかなかならず、分離の思考を発達
させていくのかもしれません。



また、知らず知らずのうちに、「教える」が
「優越感」や「知ってる」に陥っている方も
いらっしゃるのかもしれません。
そうすると、なかなか子供のように素直に
聞くことができなくなってしまいます

 


また、教師達の陥りやすいパターンとして
「世間体」が非常に強く出ているようにも
思います。



しかし、今回の広島市立工業高校やその
近隣の教師達は、ちょっと違いました。
非常に気さくな雰囲気で、笑顔が多く見られ
ました






案の定、生徒さん達もとても元気で、
明るく、通りすがる私達に、どの子も
必ず笑顔で挨拶をしてくれるのです


沢山の学校に行く私なので、その差はすごく
わかってしまうのです

こんなに爽やかで、素敵な笑顔の子ども達は
珍しいなあとさえ思うぐらい、素敵な生徒達
でした


さてさて
今年の、私の講演家としてのモットーは、
「シンプル」


ついつい、これもあれもと、伝えたいことが
ありすぎて、1回の講演の中に何とか理解して
もらえるようにと、沢山盛り込んでしまうところ
が悪い癖だと理解し、とにかく1つだけ捉えて
もらえるよう、スライドの数も減らし、シンプル
にお伝えさせていただきました



その甲斐あったのか?非常にみなさんが
受け取ってくださった様子が伝わってくる
感想文が多かったです。


さらにもっと学びたいと、翌日の一般講演会
には、ご自身のお姉さまを連れて参加くださ
る姿も見られました
そして、堂鼻先生は、奥様を連れて一般講演
にも参加くださいました。


本当に感謝でしかありません。



ご参加くださいました広島市立工業高校の先生、
他近隣の先生方、本当にありがとうございました。

真ん中が、ハンサムな岡田校長先生
ちょっと研修だったので、珍しく紺色のスーツの私。
私の右隣は、今回撮影をしてくれた小川さん